熊本地震の発生により車中泊を余儀なくされる被災者も多い中、複数の方がエコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)を発症し問題となっています。

エコノミークラス症候群とは、長時間同じ姿勢でいることで血流が悪くなり血栓ができ、急に立ち上がって動いた際に血栓の塊が肺に詰まってしまうという命に関わる疾患です。

 

今回、その対策として大阪府八尾市のダンボール箱メーカー『Jパックス』が、被災地へダンボールベッドの提供を始めました。

『ダンボールベッド』とは一体どのようなものなのでしょうか?

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段ボールベッドとは?

段ボールベッドとは、読んで字の如く“段ボールで作ったベッド”のこと。

「たかが段ボール」と侮るなかれ、段ボールは構造上優れた保温性があり、1枚床に敷くだけで温かさが全然違います。

 

また、段ボールベッドの利点は他にもいくつかあり、

・組み立て方が簡単(1台10分~15分で完成)

・仕切りがあるためプライバシーの保護が可能

・強度があり、しっかりしている

・ベッドの中に収納スペースがある

・使用後はリサイクルできる

・3日あれば大量生産することも可能

と、手間がかからず大変機能的であることが分かります。

 

段ボールベッドの強度は?

ただ「強度」と言ってもどのぐらいのものなのか。

具体的には、大人が20人乗っても大丈夫というレベルだそうです!

これは想像以上でした(笑)

ちなみにベッドのサイズも195cm×90cm×35cmで、日本人であればほとんどの方は困らない大きさになっているようです。

 

段ボールベッドの作り方は?

段ボールベッドの材料は、小さい段ボール箱24個、段ボール枠6個、段ボール板2枚のみ(+パーテーション用段ボール板2枚)。

特に工具は必要なく、ガムテープだけで作ります。

⇒ 段ボールベッド 作り方

 

慣れればかなり手早く作れそうです。

ちなみに、組み立て方に関してはより早く簡単に出来るように、現在も改良中とのこと。

現状に満足していないところが素晴らしいですね。

 

段ボールベッドの価格や購入方法は?

段ボールベッドの購入に関して調べてみたところ、2012年3月の時点では『Jパックス』の取引先工場で直接販売もしていたようです。

しかし、現在公式サイトに掲載されていないところを見ると、直接販売は終了してしまった可能性が高いですね。

 

今は通信販売で購入可能なようです。

価格は1万4千円ほど。

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組み立てる前は全ての材料が段ボール1箱にまとまっているため、もしもの時の備えとして購入しておいてもそこまで邪魔にはならないかと思います。

 

 

 

 

まとめ

「何か被災者のため出来ることはないか」と、たくさんの企業や人々がアイディアを出し行動に移していますね。

今回一部の被災地に導入された段ボールベッド、場所の確保などの問題はあるかもしれませんが、硬くて冷たい床に横になることを考えれば快適さがかなり違うと思います。

少しでも苦痛が軽減されれば、気分的にもだいぶ違うでしょう。

エコノミークラス症候群予防にも大きな期待がかかります。

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