意外と悩んでいる人が多い手汗

別名「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」と呼ばれ、症状の酷い方は日常生活に支障を及ぼすほど深刻です。

緊張やストレスを感じた時など誰でも汗をかいてしまうと思うのですが、手掌多汗症の場合は普段から手に汗をかいている状態が続きます。

今日は、手汗の原因や対策について調べてみました!

 

手汗の原因は?

手汗の原因ははっきり解明されている訳ではありませんが、「交感神経」が大きく関わっているようです。

 

交感神経」とは、活動的になっている時、緊張やストレスなど起こった際に働く神経のこと。

反対に、リラックスしている時や睡眠時に働いているのが「副交感神経」です。

“交感神経”と“副交感神経”をまとめて「自律神経」と言います。

 

手汗は、「交感神経」の働きが活発化することで生じると考えられています。

 

手汗を止める方法や解決策は?

ツボ

精神不安に効く「合谷(ごうこく)」というツボがあります。

精神を安定させることは、手汗の抑制に効果的です。

 

手の親指と人差し指の骨が合流している場所にある“くぼみ”が合谷。

ちなみに、このツボは頭痛やめまい、腸の不調など様々な疾患によく効くと言われています。

 

腹式呼吸

「腹式呼吸」は精神を安定させる最も簡単な方法であり、自律神経と密接な関係にあります。

 

やり方は以下の通り。

①鼻からゆっくり息を吸う(この時お腹を膨らませるように)

②口からゆっくり息を吐く(この時お腹は引っ込むように)

 

最初はなかなか難しいという方もいるかもしれませんが、ベッドなどで仰向けになりやってみるとコツがつかめると思います。

とにかく深く呼吸することがポイントです。

 

手汗専用のクリームやパウダー

今いろんな種類の制汗剤が売られていますね。

実際の手汗対策として使っている方も多いようです。

 

ジェルタイプ、クリームタイプ、スプレータイプなど様々ありますが、特に評判が良く、愛用者も多数いるのが『ファリネ』という制汗パウダー。

ファリネ』はポーチに入るほど小さく、デザインもシンプルなので目立ちません。

汗が気になる時、手に数回はたくだけで、すぐサラサラが実感できる優れものです。

現在、定期コースが割引キャンペーン中90日間の返金保証もついているため、試しやすくなっています。

 

漢方薬

漢方薬は副作用が少ないとされ、症状や疾患に合わせていろんな種類があります。

手汗の改善に役立つ漢方薬をまとめてみました。

 

・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

身体の余分な水分を排出し整える効果があり、多汗症で処方されることの多い薬です。

胃腸の働きを改善する作用もあります。

 

加味逍遥散(かみしょうようさん)

血液の流れを良くし、のぼせやイライラなどに効果があります。

更年期障害やホルモンバランスの乱れで汗が出る方などに適しているようです。

 

・五苓散(ごれいさん)

汗の量は多いのに、喉が渇きやすく尿意が少ないという方に効果があるとされています。

体内の水分バランスを整え、むくみの改善も期待できるようです。

 

漢方薬はドラッグストアや通信販売でも購入することができますが、体質などによって向き不向きがあると思います。

薬剤師や専門の漢方薬局などで相談してみると、より適した漢方薬を見つけることができるでしょう。

 

ETS手術

手汗をほぼ確実に治す方法として、「EST手術(胸腔鏡下交感神経節遮断術)」があります。

これは、ワキの下から内視鏡を入れ、背骨付近にある交感神経を切除するというものです。

 

切開するのは2ミリほどで、日帰り手術が可能ですが、いくつか副作用があることでも知られています。

中でも代表的なのが、代償性発汗です。

ETS手術により、手やワキ、首など上半身の汗は軽減されますが、今度は下半身に汗をかきやすくなってしまうというデメリットが生じます。

 

もちろん副作用の頻度は人によって違いますが、中には手汗よりも大変な状況になってしまう方がいるようです・・・。

当たり前のことですが、事前に医師とよく相談し、メリットデメリットをちゃんと理解した上で行う必要がありますね。

 

まとめ

日常生活の中で、手汗の原因と言われるストレスや緊張から完全に離れることは難しいでしょう。

症状を改善すると言われている方法は様々ありますので、出来る範囲で試してみる価値はあると思います。

その都度対処していくことで、日々の悩みが少しでもなくなると良いですね。