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海の浮遊ゴミは、人手で回収するのに限界があるため、随分前から大きな問題になっていました。
その問題を打開すべく、海を愛するオーストラリア人のサーファー2人が海のゴミを自動収集する『Seabin』を発明!
一体どのようなしくみになっているのでしょうか?
今回は、海のゴミ箱『Seabin』の原理や使い方、購入方法を調べてみました!
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もくじ
Seabinの仕組みや原理は?
Seabinの仕組みはこのようになっています。

水面数センチに沈めたseabinが、海水ごとゴミを飲み込んでいきます。ちょうどお風呂にバケツを上からググッと沈めていったとき、淵からお湯が流れ込んでくる、あの感覚に近い。しかし、こちらは循環ポンプの動力型。seabinの底から順次パイプから排水し、ろ過フィルターを通してまた、海へと海水を戻していきます。
仕組みは意外と単純なんですね。
ですが、吸引力の計算などはきっちりやっていて、間違って小魚を吸い込んだりしないよう配慮はしてあるそうです。
テストした4年間で、小魚などが入っていたことは1度もないそうですよ。
素晴らしいですね!
しかも、オプションでオイルと水の分離機能を設置することもできるそうで、今後海へのオイル流出事故の際、頻繁に活用される可能性もありますね。
海洋生物を守るための大きな一歩となりそうです。
ちなみにSeabin設置に適しているのは、潮の流れが一定であるマリーナやヨットハーバーのような場所。
ある程度、ゴミの流れが予測できるようなところでないと、使用するのが難しいようです。
Seabinの使い方は?
Seabinの使い方はこれと言ってありません。
ただ海に浮かべておくだけです(笑)
しかし、可動には電力が必要とのこと。
また、Seabinの内側に取り付けられているネットにゴミが溜まるため、満タンになる前に回収する必要があるようです。
自動で24時間稼働でき、メンテナンスもほとんどいりませんが、そこだけは人力なんですね。
Seabinの購入方法は?
Seabinの購入方法を調べたところ、クラウドファインディング(クリエイターや起業家たちのアイディアに対し協力や出資金を募るもの)に参加している商品だということが分かりました!
やはりこの素晴らしいアイディアに賛同する人は多く、資金調達はすでに10万豪ドルを超えており、実用化は決定しているそうです。
現時点での発売予定は2016年後半で、価格は3,825ドル(約318,000円)。
ですが、残念ながら購入先に関しての情報はありませんでした。
分かり次第追記したいと思います。

まとめ
Seabinを開発した2人、このプロジェクトのために仕事を辞めていたようです。
そこまでしても「成功させたい!」という強い想いがあったんでしょうね。
この商品、いずれ未来を変えるような気がします。
数年後には、日本の海辺でもSeabinが見られるようになるかもしれませんね。
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