スポンサーリンク
先日、ソプラニスタとして活躍されている岡本知高さんのコンサートに行ってきました。
いや~、声量や響きはもの凄くあるし、曲に対する気持ちの入れ方も上手だし、歌だけでも素晴らしいのに、トークの上手さや人柄の良さも感じられて、ますますファンになってしまいました!
スポンサーリンク
岡本さんがステージに登場した際、会場全体でどよめきが起こったのですが、とにかく衣装がすごいんです!
「ドラクエのラスボスみたい」と表現する人もいる個性的なコスチュームは、衣装デザイナーの有松陽子さんによるものだそうで、大学を卒業した頃にはすでに着ていたとのこと。
多方面での活躍が目覚ましい岡本さんについて、いろいろと調べてみました!
岡本知高 プロフィール

名前:岡本知高(おかもと ともたか)
生年月日:1976年12月3日
出身地:高知県宿毛市
学歴:国立音楽大学声楽科卒業、パリ・プーランク音楽院修了(審査員満場一致の首席修了)
ちなみに、名前の由来は「高知県で生まれたから」ではないそうです(笑)
岡本さんはクラシックだけにとどまらず、いろんなアーティストのカバーをコンサートで披露しています。
ちなみに私が行ったコンサートでも、『島唄』と『涙そうそう』を聴かせてくれました。
また、昨年はなんと宝塚歌劇団100周年記念の舞台にも出演されたというからビックリ!
演目はブロードウェイミュージカル『シカゴ』。
宝塚の方たちは女性だけど男性役、岡本さんは男性だけど女性役を演じたそうで、なんとも不思議というか、おもしろいというか(笑)
才能がある方はなんでも出来て、うらやましい限りです。
岡本知高は既婚者?
岡本さんの結婚に関する情報は、今のところありません。
過去に彼女がいたという話も全くありません。
大きなコンサートやテレビ出演をこなす上、全国各地の学校で訪問コンサートを行う活動なども精力的に行っているため、忙しくて恋愛どころではないのかもしれませんね。

音域はどのぐらい?
岡本さんはソプラニスタなので、声のパートが“ソプラノ”になるわけですが、これは本来女性のパートになります。
『もののけ姫』で有名な米良美一さんも“カウンターテナー”ですので、テノールの中ではかなりの高音域(女声に相当)で歌いますが、“ソプラニスタ”の岡本さんはそれよりもっと高い音域で歌っています。
ソプラノの音域を調べてみると、C4~E6という定義になっているようです。
この定義に合わせてしまうと、2オクターブちょっとの音域になってしまうのですが、プロのソプラノ歌手場合、2オクターブ半~3オクターブ程度いける人もいるのではないかと思います。
通常カウンターテナーの男性が高い音域を歌う場合、高度なテクニックを使い裏声で発声するのですが、岡本さんは違います。
話している時と歌っている時の発声の仕方が同じというか、要するに“裏声は使っていない”そうです。
男性でソプラノを歌う人は世界でも数人しかいないのですが、その中でもおそらく、ナチュラルボイスで歌っているのは岡本さんだけではないかと思います。
代表曲は何?
実は、岡本さんの歌声はメディアを通していろんな場面で流れています。
例えばこちら。
世界フィギアスケート選手権のオープニングとエンディングで流れている『ボレロ』。
大会が近づくとCMも頻繁に流れますので、みなさん一度は聴いたことがあるのではないでしょうか?
また、2004年に昼ドラ旋風を巻き起こした『牡丹と薔薇』の主題歌『涙のアリア』も歌っていました。
現在放送中の『新・牡丹と薔薇』では同じ曲をサラ・オレインが歌っています。
この曲は、ヘンデルが作曲したオペラの中で歌われるアリア『Lascia ch’io pianga』に、作詞家の松本隆さんが日本語の歌詞をつけたものです。
イタリア歌曲集では「私を泣かせてください」が日本語のタイトルになっています。
その他、岡本さんのレパートリーには、プッチーニ作曲のアリア『誰も寝てはならぬ』があります。
本来はテノールの曲として男性が歌うオペラのアリアですが、岡本さんが歌うとまた新鮮な感動があります。
本当に素晴らしいですね(涙)
ちなみにこの曲は3大テノールの十八番であり、また、フィギアスケートでよく選ばれる曲でもあるので、聴き覚えがある方も多いと思います。
まとめ
今回、岡本さんの歌声を生で聴き、体感することができて、本当に幸せでした。
“歌は身体が楽器だ”と言いますが、あの大きな楽器に共鳴する音楽は想像以上で、コンサートが終わるまで一瞬足りとも飽きさせないパワーがありました。
また機会があれば、岡本さんの歌を聴きに行きたいと思っています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク