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小説家の万城目学さんが、
2年前に自身が手がけボツになった映画の脚本が
新作映画に盗用されたと訴えているようです。
当時、万城目さんの脚本は却下されたものの
その後も映画の制作は続いていたようで、
「予告編を見てかなり驚いた」とのこと。
この新作映画のタイトルは何なんでしょうか?
気になったので調べてみました!
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もくじ
万城目学 プロフィール

名前:万城目学(まきめ まなぶ)
生年月日:1976年2月27日
出身地:大阪府
学歴:京都大学法学部 卒業
万城目さんは、2006年『鴨川ホルモー』でデビューしました。
この作品は後に映画化され、話題となりました。
またテレビドラマ化された『鹿男あをによし』や
『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』は
タイトルを聞いただけでピンとくる方も多いのではないでしょうか。
盗用騒動の経緯とは?
今回、盗用疑惑が公になったのは
万城目さんが自身のツイッターで事実を訴えたことが
きっかけだったようです。
実は二年前から、とある映画の制作に携わっていました。原作ではなく、オリジナルの作品の脚本を担当するという話で。準備のために、去年はシナリオ学校に通い、書き方を学び、今年になってから脚本を書き上げました。しかし、全ボツを食らいました。
— 万城目学 (@maqime) 2016年12月30日
監督・プロデューサーと何度も打ち合わせを重ねた内容を反映させたものだったのにダメでした。プロデューサーの説明は最後まで要領を得ず、いまだに私は正確なボツ理由を理解していません。ただ、一発で採用される内容を書かなかった自分の力量の低さも原因だと、自分を納得させました。
— 万城目学 (@maqime) 2016年12月30日
作家になって初めての全ボツだったので、かなりショックでしたが「いつか小説というかたちで書き直したらいい」と半年くらいかけて気持ちを整え直したあたりで、次の問題が発生します。私が脚本をクビになったあとも、映画は進行していたわけですが、その出来上がった予告編を見て我が目を疑いました。
— 万城目学 (@maqime) 2016年12月30日
なぜなら、私の脚本の要素が残っていたからです。私が脚本に書いた非常に重要なフレーズが、映画で小ネタとして使われ、これが公開されてしまうと、私が小説を書いても、「ああ、あの映画のあれね」とオリジナリティ・ゼロのものと扱われてしまう、つまり小説を書けなくなる。
— 万城目学 (@maqime) 2016年12月30日
即座に抗議しました。私はすでに自分の代わりに映画で本採用された脚本を読んでいました。その際、全ボツ後のやり取りに消耗し、もう相手と関わりたくないと心底思っていたので、新脚本に残された主人公の名前はじめ、中途半端に踏襲された私の要素は全て削除するようプロデューサーに頼んでいました。
— 万城目学 (@maqime) 2016年12月30日
前述の重要なフレーズについても同様です。しかし、こちらの抗議に対し、プロデューサーの回答は「聞いていません」でした。二年もともに準備し、そのアイディアをどれだけ私が大事にしていたか知っているはずなのに、小ネタで消化して、私の手から奪うことに何の疑問も持たない彼ら。呆然としました。
— 万城目学 (@maqime) 2016年12月30日
相手の会社でそれなりの騒ぎになり、偉い人たちから謝罪したいとコンタクトがありましたが全部お断りしました。なぜなら、撮り直しはしない、公開は強行する、という部分は変わず、結局私は小説が書けないままだからです。自分が提出したアイディアに邪魔され、小説を諦めなくてはならない間抜けさ。
— 万城目学 (@maqime) 2016年12月30日
私が二年かけて本気で書き上げた作品は、監督とプロデューサー含め、二、三人が読んでお蔵入りです。本当なら、たくさんの読者を楽しませられる内容だったのに。それが何よりもくやしい。いちばん仕事をしてはいけない相手と関わってしまったうかつさ。大失敗だった。今も毎日後悔を繰り返しています。
— 万城目学 (@maqime) 2016年12月30日
結論は泣き寝入りです。争うより次の作品に集中するのが大事だと考えました。なら、ツイートもするなよ、という意見もありましょうが、ここは私のアカウント。少しだけわがままをお許しいただきたい。いつまでも引きずりたくないので、この怨念・諦念・無念はこれきり今年といっしょに流し去ります。
— 万城目学 (@maqime) 2016年12月30日
万城目さんの悔しい気持ちが伝わってきますね・・・。
脚本がボツになったことよりも、無断でフレーズなど
使われたことによる打撃は計り知れません。
盗用騒動の映画タイトルは?
さて、万城目さんが脚本を盗用されたという
新作映画は一体何なのでしょうか?
ネット上では
“映画『本能寺ホテル』なのではないか”
という声が多く上がっているようです。
個人的にも、映画の予告篇を初めて見た時に
『プリンセス・トヨトミ』と似ている部分があるな~と
思っていたところでした。
・どちらも歴史的な要素を絡めたファンタジーである
・主要キャストが被っている(綾瀬はるか、堤真一)
ちなみにこちらが『本能寺ホテル』の予告編です。
調べてみると、『プリンセス・トヨトミ』と
『本能寺ホテル』の監督が同じ、
制作スタッフも同じということが判明し、
ますます信憑性を帯びている状況に・・・。
とは言え、万城目さんが
具体的な映画名を公表した訳でもなく
今後も公表するつもりはないようなので、
あくまでも推測の範囲内ということになりますが・・・。
万城目学さんのやつほんとならひどい話じゃ…
— 浸水221Bに浮かぶ柚子 (@yuzu_drop) 2016年12月31日
万城目学さんの作品は何冊か読んでるから、ほんと気の毒だな…
— ななみ@3/19両国昼夜 (@hoshinoua) 2016年12月31日
「本●寺ホテル」、どう見ても万城目学ものだと思ってたので、まさかの事態、という印象<RT
— 亜姫篤 (@gameura) 2016年12月31日
まとめ
万城目ファンからすれば、
作品の流れや設定で大体分かってしまうんでしょうね。
映画はこのまま公開されてしまうそうなので
どうにもしようがない訳ですが、
万城目さんにしてみればただただ悔しいだけ。
純粋に良い仕事がしたくて一生懸命やってきて
結果これじゃあ、本当にかわいそうです・・・。
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